巷で話題のUberEATSの配達バイト。コスパについて調べてみた。
今回は巷で噂のUberEATSについてまとめてみました。調べてみると従来にない全く新しいバイトでびっくり。うまく使えば相当有用なバイトだと思います。
情報通であり、好奇心の強い皆様に向けた、ここだけのお役立ち情報や注意点についてなどを中心に登録から給料Getまでのフローを順に追う形の記事となっております。参考にしていただけると幸いです。
目次
1.UberEATSって何?2.UberEATSってどんなバイトなの? 2-1. UberEATSの業務内容 2-2. UberEATSの給料 2-3. UberEATSの勤務地 2-4. UberEATSでの拘束時間 2-5. UberEATSはどんな人が働いてる?3.UberEATSはどうやって始めるの? 3-1. WEB登録後、登録会参加 3-2. 実際に働く前に準備するもの4.UberEATSでの業務中について 4-1. 配達の流れ 4-2. 稼ぐコツ 4-3. 評価制度について 4-4. 終了時はどうすればいいの?5.UberEATSの給与支払いについて6.ガッツリ稼ぐには年末年始が狙い時? 7.UberEATSの配達員バイトまとめUberEATSってなに?
「UberEATS」とは、都内のレストランのメニューを宅配するサービスです。UberEATSのバイトではその宅配係を担います。登録さえすれば好きな時間に働けて、時間の有効活用が可能になります。また、大きな特徴として出来高制をとっており、配達すればするほど給料がもらえる仕組みになっています。
このバイトは欧米のトレンドであるシェアリング・エコノミーという考え方に基づいています。モバイル端末の普及により、従来のように雇用関係を結ばずとも、登録員たちをプールしておき必要なタイミングで供給することが可能になったのです。
- シェアリングエコノミーとは
- インターネットを使用して、使われていない資産・時間・場所などを活用すること
UberEATSってどんなバイトなの?
それでは実際の業務について、詳しく見ていきましょう。
UberEATSの業務内容について
業務内容はいたってシンプルです。UberEATSから依頼を受け、指定されたレストランに向かい商品を受け取った後、お客様に届けて次のUberEATSからの依頼を待つ。これの繰り返しです。
UberEATSの給料について
配達は一件当たり600~1200円が相場です。この値段は移動距離や応答率など、UberEATSが定めるルールによって変動します。
前述したように出来高制なので、配達すればするほど給料がもらえます。しかし、UberEATSからの依頼がないと配達はできませんので多少運要素があります。しかしながら、万が一配達の依頼が極端に少なかった際にも最低賃金保障として1200円程度の時給がもらえます。(依頼がなかった場合です。依頼を断り続けた場合は適用されないので注意しましょう。)
- Check!給料の詳細について
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UberEATSによりますと、給料の計算方法は
給料=(1)基本料金×(2)ブースト制度+(3)特別キャンペーン【不定期】‐(4)サービス手数料
となっています。順にみていきましょう。
(1) 基本料金について
基本料金は受け取り料金、移動距離料金、受け渡し料金の3つに分かれています。順に説明していきましょう。
(a) 受け取り料金: 固定で300円
レストランにて商品を受け取った際に発生します。 配達先が2ヶ所ある場合でも受け取り場所が1ヶ所の場合には、受け取りは1回としてカウントされます。
(b) 距離料金: 距離に応じて変動。1km毎に150円
レストランから配達先までの距離に応じて、計算されます。複数の配達があった場合には、合計の距離の分が計算対象となります。
(c) 受け渡し料金: 固定で170円
注文者に商品を渡した際に発生します。配達先が複数ある場合には、それぞれ受け渡し料金が発生します。例えば、配達距離2キロの依頼を完了した場合の基本料金は下記のとおりです。
(2) ブースト
配送料に掛け算される倍率で、曜日や時間や地域によって異なる倍率が設定されます。忙しい地域、時間帯により多くのバイトに入ってもらうため、UserEATSが特定の地域の依頼単価を上げるのです。大体1.2~1.5倍程度のブースト倍率ですが時には1.8倍などの高い倍率が課されることも…。(3) 特別キャンペーン
上記ブーストに加え、特別なイベント時などに「特別キャンペーン」を実施することがあります。ただ、こちらは不規則のものです。期待しすぎないほうがよいでしょう。(4)サービス手数料
この料金はUberEATSの利益となる部分のものです。モバイルバッテリー貸し出し、アルゴリズムなどハイテクな設備を使用しかなり経費が掛かっていそうですし、ここは仕方ないでしょう。このサービス手数料は基本料金の額35%の額となります。上記の基本料金が770円の例の際のサービス手数料は770円×35%=約270円
となります。
以上の条件で、1時間に配達距離2㎞の配達を2件、ブースト1.5倍時に行ったと仮定すると、1時間の時給は以下の計算式になります。
自分のペースで1時間にこれだけ稼げるのはすごいですよね!
UberEATSの勤務地について
勤務地についてですが、現在UberEATSのサービス対象地域が東京の一部地域(新宿、池袋、渋谷・恵比寿、目黒、青山・赤坂、六本木・麻布エリア、神田・秋葉原、品川・田町)なので、勤務地もおのずとそこのエリアのいずれかに限定されます。
ですが、このエリアに住んでいる人しかバイトができないわけではありません。UberEATSがレンタルサイクル店と特別契約を交わしているので、月額4000円かかってしまいますが居住地が上記エリア外でも勤務可能です。大学などが上記のエリアにある人等は、空きコマを利用して稼ぐなどすると貴重な時間を有効活用できると思います。
UberEATSの拘束時間について
勤務時間は10:00~24:00の間の入りたい時間に入るという形態をとっています。一度業務を開始したら最低1時間以上は入らなければなりません。
UberEATSはどんな人が働いてる?
学生から主婦まで、様々な人が働いているようです。ですが、業務委託という雇用形態なので、勤務可能なのは18歳以上の人に限られます。
UberEATSってどうやって始めるの?
では、実際に働くにはどうすればよいのか。配達員登録から実際の業務までの流れを書いていきます。
WEB登録後、登録会参加
配達員登録をし(登録はこちら)アカウントを作成後、各都市のパートナーセンターでアカウントを有効化して登録完了となります。
配達員登録時点で顔写真の提出は求められますが、自転車での配達希望の場合はそれ以外の提出は求められません。(原付での配達希望の場合は運転免許証、自賠責保険証明書の提出が必要)登録はWEB上で完了することができます。
UberEATSで実際に働く前に準備するもの
配達する料理を入れる大容量バッグ、長時間労働用のモバイルバッテリー、雨天用のスマホの防水ケースなど、業務上の必要最低限の備品はパートナーセンターで支給されるため心配は無用です。
自転車などは自前のものを持ってくるのももちろんいいですし、UberEATSと提携しているレンタルサイクルから借りることができます。
経験者の方は「ドリンクホルダーがあると便利」と口をそろえて言います。余裕がある人は百均でもいいので買ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに業務中の服装ですが、制服などはないので私服でOKですが、パートナーセンターで「清潔感のある服装」との説明を受けます。しかし、求人欄の「授業が突然の休講!今から1時間だけ」という謳い文句から察するにオフィスカジュアルのような服装は求められていないと思います。常識の範囲内で、派手な服装をしなければ大丈夫でしょう。
UberEATSの業務中について
では、実際の業務中はどのような様子なのか。順にみていきましょう。
UberEATSの配達の流れ
業務中の大まかな流れは以下の通りです。
待機⇒依頼受託⇒移動⇒飲食店到着⇒移動⇒お客様宅到着⇒料理提供⇒待機
順にみていきましょう。
待機⇒依頼委託
配達エリアに到着したらドライバーアプリをオンにします。配達の依頼が来たら、制限時間(4分)以内に依頼をタップすると依頼ゲット、受託完了となります。商品を受けとるお店がマップで表示されるので、向かいます。
この待機時間についてですが、暇かといわれたらそうでも無いようで依頼は先着順なうえ、依頼に対する応答率が低くなると依頼自体が減少してしまったり、後述する評価制度にも悪影響を与えてしまうのでできることといえばスマホをいじるなどでしょうか。
勤務中はある程度気を張っていなければならないので実質的には思うほど待機時間中の行動の自由はないようです。
移動⇒飲食店到着
ドライバーアプリに表示されたお店に到着した後は画面に表示されている注文番号を伝えて商品を受け取ります。その後ドライバーアプリで商品を受け取りと配達を開始したことを表示する操作をします。これによりUberEATS及びお客さんに配達を開始したという情報が行きます。
ちなみに料理の提供準備が完了するまで店内で待機しますが、大体は5~10分程度待機時間があるようです。
移動⇒お客様宅到着
料理をリュックに入れての移動となるので、気を遣いながらの運転となります。ここで注意しなければならないのが交通事故です。料理に意識を集中するあまり運転のほうがおろそかになってしまう方も多いようで、ヒヤッとしたことがあるなんて方、結構らっしゃるみたいです…。十分に気を付けましょう。
料理提供⇒待機
お客様に料理を提供しましょう。これで業務完了となります。なお、お客様にも連絡先として私たちの電話番号が渡されているらしく、たまにSMSでメッセージが飛んできます。(マンションの8階です。みたいな感じで)それ以外には特筆すべき点はなしです。
料理提供が無事終了したら再び次の依頼が来るまで待機しましょう。
UberEATSで稼ぐコツ
配達の単価はブーストなどのボーナスがない場合で約600円です。普通に働けば大体1時間当たり2件できるそうなので少なくとも平均時給は600円×2=1200円くらいもらえる計算となります。
都内の平均時給が1091円(タウンワーク調べ)なので、比較的高時給なバイトといってよさそうですがせっかくの出来高制、できれば最大限稼ぎたいですよね。そこで、今回は給料を上げるためのテクニックをいくつか紹介したいと思います。
①人気レストランの近くで待機する。
これはUberEATSが使用している依頼のアルゴリズムによるものです。これは「提供準備はできているのに肝心の配達バイトが来ない」ということを防ぐためだと考えられます。UberEATSもお店と契約関係にあるわけですし、印象をよくするための試みだと思います。
しかしながら、この方法をとる配達バイトの方が多いと依頼の早押しクイズみたいな状態になってしまう気もします。1番人気レストランのに人が集中することを予想し、2.3番人気のお店の近くで待機する…そんな戦略をとってみるのもいいかもしれません。
②バイクでの勤務にする
バイクを持っている人はバイクを使用したほうが圧倒的に稼ぎやすいです。理由は2つあります。
(1)依頼が入ってきやすい
これは①で説明したUberEATS側のアルゴリズムに起因しています。UberEATSは移動時間を考慮するためにこのアルゴリズムを採用しているため移動スピードが速いバイクを使用すると必然的に依頼が多くなります。
案件が多いと依頼をたくさんこなせる可能性も高くなるので、おすすめです。
(2)単価がいい依頼を受けることができる
一つ一つの依頼の単価は距離が長ければ長いほど高くなります。(給料の記事参照)
ここでのポイントは時間ではなく距離だということです。歩合制ならではですね。バイクなら距離が遠い依頼を受けることが可能なのでバイクのほうが単価が高くなる傾向にあるといえます。
③ブースト制度を最大限活用する
ブースト制度とは、簡単に言うと我々バイトに対するボーナスタイムです。過去の統計的にに忙しいと予想される場合は「11:00~13:00 A区での報酬1.1~1.3倍保証」のように地域、時間が限定され、報酬が高くなるのです。
会社は人手不足になるのが一番困るのでこのようにバイトにインセンティブを与えることによって適切な労働力配分を試みているようです。
①,②の方法と併用すると効果的です。
④穴場を探す
いくら単価のいい依頼を受けられたとしても案件数が伸びなければ何の意味もありません。そこで、他の配達員が知らないような隠れ人気店を探すのがいいでしょう。
こちらは一朝一夕でできるものではないので、試行錯誤を繰り返す根気が必要です。
UberEATSの評価制度について
実は、UberEATSのクライアントであるレストランや配達先の利用者による評価制度があります。これによって、今後の配達依頼優先度や特別キャンペーン(給料の記事参考)に影響が出てくるので副業として長く続ける方には超大事です!
なんどもいいますが、UberEATSはクライアント(レストランなど)を増やしたいわけです。そのためには直接クライアントとかかわる私たちバイトを通して信用を形成する必要があります。
愛想の悪いバイトよりは感じの良いバイトにたくさん仕事をしてもらいたいですよね?この評価機能はそのためのものです。トラブル防止及びサービスの質向上が見込めます。
どのようにすれば評価が上がるかについてですが、こちらは登録会で評価についての詳しい資料がもらえるので、そちらを参考にするとよいでしょう。といっても決して難しいことを要求されているわけではなく、
常に笑顔でいること、清潔な服装を心掛けること、気遣いをわすれないこと etc...
と、一般的な接客サービスに求められるものばかりです。評価といっても構える必要はありません。
社会では常に誰かに評価されるものです。「このような仕組みの中に身を置き、常に自分を律しながら業務をすることでマナーなどを身に着ける!」等といった目標を立てるのもありかもしれません。
終了時はどうすればいいの?
ドライバーアプリをオフにしましょう。その時点で勤務終了となります。何か特別な報告などは必要ありません。
UberEATSの給与支払いについて
月曜日〜日曜日まで配達した分の給料が月曜日に確定し、水曜日に支払いされます。配達員登録後に振込先の銀行口座を登録しておきましょう。
支払いは海外からの送金のため水曜日の朝9:00ごろにはだいたいお金が振り込まれています。振込先の銀行口座は海外送金を意識して三菱東京UFJ、三井住友、みずほなど都市銀行の方がいいでしょう。
水曜日が祝日などで銀行営業日でない場合は、振込自体が翌日に繰り越されますので注意が必要です。
ガッツリ稼ぐなら年末年始が狙い時?
UberEATSでガッツリ稼ぎたいなら年末年始が狙い目かもしれません。そう思う根拠は3点あります。
①依頼に対する競争率が小さい
たくさんの人が同時にアプリをオンラインにした場合、依頼が少なかった場合はあまり稼げない恐れがあります。しかし年末年始は帰省、旅行、テレビなどのイベントが目白押しです。働こうという人はあまりいないのではないでしょうか。
②依頼が増加する可能性大
親戚同士であつまる、寒さで家から出たくない、ドタバタしてて食事の用意をする時間がないetc...
年末年始はフードデリバリーを頼むシチュエーションが多いといえるでしょう。そのため、全体的な依頼件数は増えるとみて間違いないです。
③依頼単価が高くなる
前述した通り、年末年始は労働力が減少し、依頼が増加する…要するに労働力の需要と供給が逆転してしまう可能性が高いということです。そのような状況に対してはUberEATS側がインセンティブとして特別キャンペーン(給料記事参照)を用意する可能性が高いです。
本気で稼ぎたい方は、ぜひ狙ってみてはいかがでしょうか。
UberEATSの配達員バイトまとめ
長々と書きましたが。ここでまとめに入りたいと思います。
UberEATSバイトのメリット
・平均的に働いたとして最低でも時給約1200円。高時給である。・歩合制なので、テクニック次第でさらなる高収入が見込める
・レンタサイクルなどを利用すれば、1,2時間程度の隙間時間でも勤務できる
UberEATSバイトのデメリット
・運要素が強い。日によっては稼げない時も…。・雨天などの気候や、寒暖の影響を受けやすい
・事故のリスクがある
いかがでしたか?UberEATSのバイトはデメリットももちろんありますが、メリットが大きい、そんなバイトです。歩合制なので、戦略的に働かないと高収入を得ることができません。こんな風に、自分の実力次第で報酬が変わってくるバイトってあまりないのかなというのが僕の感想です。
上手に利用すれば、皆さんのハードスケジュールの合間を縫ってお金が稼げ、生活を充実させる手助けをしてくれること間違いなしです。